西武拝島線の東大和市駅そばにある「
東京都薬用植物園」に行ってきました。
アヘンのもとでもある「ケシ」の花が見頃とのことだったので見に行ってきました。ケシは法律で栽培が禁止されていますから、滅多に見られないですしね。
自宅より2時間半をかけ、散歩がてら歩いていきました。(散歩の域を超えてますが・・)
植物園は年末年始以外毎日開園され、入園は無料です。
植物園入り口近くに咲く「カミツレ」です。
メイプルシロップのような強烈な甘い香りがします。
発汗作用などがあるようです。
温室では「ブーゲンヴィレア・サンデリアナ」が満開でした。
「バナナ」もタワワ(まだ青いけれど・・・)
温室の外にでると、あちらこちらで「カルミア」が満開!
金平糖のようなツボミと、五角形の花がカワイイ♪
小さいのに繊細で、とっても凝った構造ですね〜。
「モモ」も小さな実をつけていました。
さて、奥のフェンスが張り巡らされている場所が「ケシ」「アサ」の栽培場所です。
フェンスには鍵が掛けられ、中に入ることは出来ません。
これが「ケシ」の花です。
「悪」のイメージが強いですが、鎮痛薬としても重要な役割を持つ植物だそうです。
八重状の花もありました。
大輪で花の色は鮮やかなものが多く、背丈はどれも1mくらいありました。庭先に咲いていても違和感は無いですね。
ヒナゲシ、ポピーもケシの仲間なんですね。こちらはもちろん栽培OKですが。
フェンス内には「アサ」も植えられていました。大麻の原料ですよね。
さて、再び散策できる園内に戻りました。
こちらは「シャクヤク」です。
花の形や色など、さまざまな種類がありました。
甘い、とってもいい香りがします。
白い花の方がほんのりまろやかで落ち着ける香りで、赤みを帯びるほどバラのような強烈な香りになります。
これは甘味料に使われている「ステビア」です。
他にもミントやアスパラガスなどの香料・染料に使われる植物、毒のある植物、漢方・薬に使われる植物など色々ありました。案外身近な植物に毒性があったり、治癒効果があったりして、面白かったです。
また出かけてみようと思います♪
【おまけ】
途中、クタクタになったところで、新小平駅近くの「
青らんぎ」で休憩を取りました。ここはギャラリーとカフェが併設されていて、雰囲気がとってもステキ♪♪
コーヒーもおいしいし、お花や洋裁のお教室なども頻繁に開かれているようです。